サブカルかぶれの備忘録

忘れないためのメモ、気まぐれな日記

日記 おら東京さいくだ〜サディスティックサーカス編〜

続き
サディスカについての感想。

サディスティックサーカスについて、どんなイベントなのか説明するのはちょっと難しい。
簡単にいうと、アンダーグラウンドなショー?おとなのサーカス?見世物小屋?そんなところでしょうか。
実際に観てきたわたしもよくわかりません。とにかく演目がカオスなので……笑

まずはフラフープを使ったパフォーマンスの方から始まり、綺麗だなーと思っていた矢先に流血必至の吊りパフォーマンス(ボディサスペンション)があったり、女子プロがあったり…、ほんとカオスで非日常的な空間と時間でした。

とても内容が濃く、一つ一つの演目について書くのはちょっと大変なので、特に印象深かった、ボディサス等を行う過激なパフォーマンス集団、ペインソリューションさんに焦点を当ててお話させていただきたいと思います。

そもそも前から一番興味があったのはボディサスペンションというパフォーマンスでした。これが目的でサディスカに行ったと言っても過言ではない。

ボディサスペンションという言葉を初めて知ったのは数年前に読んだ変ゼミという漫画から。で、これは何だ?と思って調べたら、人がフックで吊られるって、、???でしたね。だって絶対痛いじゃん。

だからきっと何かカラクリでもあるのかなって。進行形でフックぶっ刺すんじゃなく、事前に身体にフック通す用の穴開けてあるとかね。(それにしたって痛いとは思いますが 苦笑)

結果、うん、進行形でぶっ刺しますっけね。フック。
その前の演目の方々は、拡張したピアス穴(耳とか乳首とか)にバールを通して、そこに重い物吊り下げたりしてたんで、
あ、じゃあボディサスもきっとそうだ、今この瞬間にぶっ刺すわけないよね〜〜って思いかけたんですけど
やっぱちゃいましたねー 笑

でもね、あまりにもするすると簡単に刺すものだから、ひょっとしたら痛くないんじゃないかと錯覚しかけました。ただまあこれは確実に120%くらいただの錯覚でしょう。

痛さだけではなく、しっかりパフォーマンスとして魅せるプロの集団だということがわかります。

あと個人的に面白かったのは、この演目の際にしっかりキャラ設定があったところ。
この方々は今回4人でパフォーマンスを行っていたのですが(あ、因みに日本人じゃないです)
その中で女性のパフォーマーさんのキャラ設定がとても良かったと思う。一言で言えば美をとことん追求していった結果、過激に狂った方向に進んでしまった、というキャラクターでした。

ありがちだけどね、でもやっぱこういう王道の狂い方っていいですよね。

全身タトゥー、坊主、派手なメイクにフリフリの衣装という出で立ちで、化粧品boxを持ち歩いているんですけど、
ソロのパフォーマンスではその化粧品boxから金属の輪っかとフリフリの装飾を取り出して、自分の腕に輪を直接ぶっ刺し、フリフリを繋げ、やっと満足したのか嬉しそうに踊り出す、っていうw

オタクだからこういうキャラ設定めちゃくちゃ好きです、良いと思う。
因みにくっつけたフリフリ装飾に関しては、西城秀樹のあの衣装を思い浮かべてもらうと分かりやすいと思う。
あのフリフリが腕に直接くっついているんです。
え?意味がわからないですか? 大丈夫、わたしも意味がわかりません。

ただ、こういうパフォーマーでありながらとても礼儀正しくて、
もちろん色々ぶっ刺すんで当然流血するんですけど、ステージを汚さないように下にタオル敷いたり、
暗転後、片付けと次の演目の準備をしているスタッフのもとに駆け寄って何か話しかけていたり(たぶん「ごめんねー、あとは自分達でやるよー」的な感じだと思う。わかんないけど。何かそんな風にみえた) めっちゃ良い人たちか……!!って、思った。

他、印象深かったのは、やはりゴキブリコンビナートさんの演目でしょう 笑 (こちらは日本人の劇団集団)
ド直球の下ネタから始まり、最後は3人横一列で頬っぺた串刺し(これもガチでぶっ刺すやつ)になって終わりというカオスっぷり。

キケン・キタナイ・キツイの3Kをコンセプトに活動している劇団であると前情報で知っていましたが、実際に観てやっと理解しました。あれはまさに3Kです 笑

最後の串刺しは、会場皆がハラハラと息を飲むというより不思議と笑い(苦笑い寄り)と声援が起こった。なんとも不思議なパフォーマンスでした。
下ネタの内容についてはここでは言えません 笑
あまりにド直球すぎるので 笑



まだまだ感想言い足りないくらいなんですが、あんまり長くなってもあれなんでこの辺で。
何か思い出したことがあったら追記するかもしれません。

取り敢えず観ることができて良かったです。楽しかった。後半は若干睡魔との闘いでしたけど……! (23時〜早朝5時までの公演は流石にツラいものが……笑)
もしまた開催するのであればまた観に行きたいなーと思いました。

以上、サディスカの感想でした。