サブカルかぶれの備忘録

忘れないためのメモ、気まぐれな日記

お人形になりたい、という話

正確にいうと、動くお人形になりたい。とはいっても、髪の毛が勝手に伸びるこわい人形のことではない。まあそれはそれでいいなーと思うけれど。
ドールモデルの橋本ルルみたいな、そんな感じが理想です。まあ彼女も結局はヒトなんですけれどね。

どういうところに憧れを持っているのかちょっと考えてみる。
まず一番に挙げられるのはやはり歳をとらない、永遠の美しさを持っている点であろう。いや、歳をとることで得られるうつくしさとか、そういうものもあるとは思うけれど、、。でもね、やっぱり本音を言えば歳はとりたくないわけで。いつまでも綺麗な(カワイイ)ままであることが保証されているのは大きいです。

で、このカワイイ状態が維持されていることが誰のメリットになるかというと、たぶん周りの人間、だ。お人形だから持ち主とか。
人形がもし動けたとしてもひとりで生きて(?)いくことはきっとできないから、どうしたって人間に依存しなければいけないわけで。このとき、持ち主である人間のほうもカワイイお人形を所持していたいわけですからwin-winの関係が生じる。すると人形わたしの承認欲求は満たされまくる、という循環になる。

別に人間のままであっても承認欲求を満たす方法はあると思うのですが、人形はそうなること、そういう関係が最初から当然のものになっているので、ちょっと乱暴な言い方をすると、誰に僻まれることなくその状況にただ身をおいているだけでいいわけです。カワイイわたしをみて、って。人形はとにかくずっとこれでいいんですよ。すごくないですか。

まあドールって沼なので、沼なので…(大事なことなので2回…)2体3体と増えてきたらまた違うでしょうけれど、それは今は考えないことにします。ご都合主義なので。嘘だけど、っていうか適当に言いました。ごめんなさい。

閑話休題
動くお人形にまつわるお話で、好きな漫画があるんですよ。プランツドール、という漫画なんですが。1話完結で1話ごとに毎回異なるお人形が主軸となるのですが、まあとにかくカワイイし、みんなとにかく愛されている。
主食はミルクと砂糖菓子のみ。この時点で、あぁかわいいなーって思う。お酒好きのわたしにはキツイかもしれないですが 笑
でもそれを差し置いてもずっと可愛くあれること、それが認められていて望まれていることはいいなーと思うのです。


んーと、特にオチはないのですが…、
依存関係で散々な思いをしたことはあれど、結果ヒトに視られていたい、認められたい、という気持ちは普遍的なのかもしれませんね。
せめて自分がこうでありたい、という目標(?)は忘れずにいたいと思います。

ご清聴ありがとうございました。